靴の選び方
学校の養護の先生から、どのような靴を選んだらよいか質問がありました。
学童期は成長期なので靴も自分に合ったものを選ぶのが必要です。
成長期にはだいたい目安で1年に0,5~1センチの足の成長があります。
靴は大きさがあったものが必要ですが、経済的な理由もあって実際には大きめの靴を買っていて長く持てるようにしているのが実情でしょう
一般には、スポ-ツに耐えることができる、スポ-ツズックが必要です。さいきんはファッション性のある靴やかかとが高くなっている靴を履いている子を認めますがこれらはもちろん成長期の足にはよくありません。
学校でいつもみんなが使う上履きはぺったんこで足に合わないことがあり、クッション性もよくないので児童にはあまり進められませんが、経済的のことや皆の統一性、平等性を考えて仕方がないことなのでしょう、
それでは私の考える学童に合った靴とは
1、足の先は1センチ~1,5センチの余裕がある大きさで、なおかつ深さもゆびが十分動くだけのスぺ-スがあること
2,足の足背部には十分締め付けることができる、紐かベルクロテ-プで調節可能なもの。
3、かかと部はしっかり包み込んであって、かかと部全体をホ-ルドできるような構造のもの
4、足底部は足のクッション性が良いもの
5、、あしのっゆびの付け根のところで靴が上向きに反っていて、つま先立ちの時にくつが折れるもの
成長期の足の発達にはよい靴が必要です。
合わない靴だと足の変形を引き起こすことがありますので、しっかりと選んでください。
靴も半年から1年で替えてあげましょう。
肩こりや腰痛は多くの現在人が持っている共通の悩みです。
最近の研究によると筋肉のこりや痛みは筋肉そのものにあるのではなく、その周囲を包む筋膜という袋にあるということが分かってきました。
筋膜は筋肉どうしを隔てる壁になっているだけでなく、全身の体型を維持するようなボデイス-ツのような役割をしています。
最近の研究で筋繊維自体に痛みを感じるのではなく、痛みを感じる場所は、筋膜にあるということが分かってきました。筋肉が損傷を受けるとその周囲の筋膜は固くなり肥厚してきます。その場所は筋膜が厚くなってこれを外から押すとひどく痛い圧痛点があり、ほかの場所にも放散痛を起こします。この場所をトリガ-ポイントといいます
小林整形外科 宇部市 ホ-ムペ-ジ
上の超音波エコ-でやや上部の白く線上になっているところが筋膜です。
この筋膜の凝り固まったところを薬液で直接リリースする(はがす)ことが出来ます
エコ-を見ながら筋膜に針先を侵入させ、筋膜の重積している中にに局所麻酔剤や生食を入れて筋膜はがしをするわけです。
この患者さんも筋膜はがしを行いましたが痛みや凝りはすぐに軽減しています。
慢性のめまいや頭痛が一緒に取れて喜んでいる患者さんもおられます。
肩こりや腰痛で気になっている方はご相談ください
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しかし注射のほうが飲み薬より効果がよいとか、注射の代わりになる方法ないとかいう場合は注射をせざるを得ません。
膝関節にヒアルロン酸を注射するのに、飲むヒアルロン酸があるからよいと思う人があるでしょうが、それは間違いです。飲むヒアルロン酸は胃酸で分解を受けますので関節に直接届くことはありません。またヒアルロン酸は高分子でないと効果はありませんが、これを直接関節に届けるのは
抗生物質も飲み薬より点滴のほうが効果が強いといえます。またインフルエンザなどの予防も注射しか方法がありません。
すなわち人間は注射を打たずに済ますことは非常に困難です。それでは注射を痛くなくするのにはどのような方法があるかをここに挙げてみたいと思います。参考にしてください。
針は素早く入れ、素早く抜くと痛みが減るといわれています。
2、細い針を使う
注射をするのにもちろん小さい針が痛くないのは当然のことです。
当院ではできる限り小さい針を使うようにしています。
3、注射するところを圧迫する、注射するところをつねる
注射をする部位を針を刺す数秒前からかなり強く圧迫しておき、手を放した瞬間に消毒して注射する と、痛みをあまり感じなくて済むといわれます。
また注射する前に皮膚をつねっておくと痛覚が麻痺を起こします。この方法も痛みをあまり感じなくなります。
4、注射する場所を工夫する。
例えば膝関節の場合,膝の外方より刺入するほうが、内側より痛みが小さいようです。さらに膝の膝蓋骨の
下方より刺入すると、ますます痛みは感じにくいようです。
当院では注射場所を工夫したり、刺し方を変えてみたりしてなるべく痛くないようにしています。
5、注射を打つ前に麻酔薬入りの張り薬を貼る。その後30分ぐらいしたら痛みを感じにくくなります。
また挫滅創はいきなり消毒をすると痛いので、キシロカインゼリ-を塗布して処置を行うようにしています。
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