以下のようなものが考えられます
頸部椎間板障害
頸部痛、後頭部痛、上肢や背中、肩甲骨周囲などに痛みが出ます
甲骨内側や胸椎のやや外側に痛みがあります
肩椎間関節に過度の負担が加わったことが原因になり、痛みや炎症を起こします
姿勢の悪さや加齢による変形が原因となります。
背骨や背骨のすぐ横に痛みや違和感(重苦しい感じ、つまった感じなど)
が出ます。
肋椎関節痛
胸椎と肋骨の付着部の境に炎症が生じて痛みが出ます。
肩甲骨内側の筋の痛み、筋肉痛、姿勢の悪さや疲れより出ます
菱形筋、僧帽筋
頸板状筋、最長筋:
特に肩甲骨を内側に引っ張る筋肉である菱形筋膜が痛い場合が多いようです。
姿勢が悪かったり使い過ぎにより症状が出ます。
また同じ姿勢を長くした時にも出ます。
内臓から
肝臓、すい臓、
胆石 右肩甲骨に加えて、胸やみぞおちにも痛みがある場合は胆のうに悪影響を与えている可能性があり ます。
呼吸器(気胸)、
心臓(心筋梗塞)、
胃腸の疾患
これらは体動に関係なく痛みますので鑑別が必要です。
耐えられないような痛みがあれば救急車の要請をしましょう。
肩甲骨の内側に痛みを感じた時は無理に動かしたり、マッサージなどで押したり揉んだりせずに、とりあえずは安静にして冷やすようにします。内科的疾患で耐えられないような痛みでは救急搬送が必要です。
以下のような治療があります。
電気治療器、
牽引療法:頸椎の椎間板への圧力を減らします。
湿布や痛み止めの薬や筋肉弛緩剤
トリガ-ポイント注射、
椎間関節ブロック
小林整形外科 宇部市 ホ-ムペ-ジ
肩こりや腰痛は多くの現在人が持っている共通の悩みです。
最近の研究によると筋肉のこりや痛みは筋肉そのものにあるのではなく、その周囲を包む筋膜という袋にあるということが分かってきました。
筋膜は筋肉どうしを隔てる壁になっているだけでなく、全身の体型を維持するようなボデイス-ツのような役割をしています。
最近の研究で筋繊維自体に痛みを感じるのではなく、痛みを感じる場所は、筋膜にあるということが分かってきました。筋肉が損傷を受けるとその周囲の筋膜は固くなり肥厚してきます。その場所は筋膜が厚くなってこれを外から押すとひどく痛い圧痛点があり、ほかの場所にも放散痛を起こします。この場所をトリガ-ポイントといいます
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上の超音波エコ-でやや上部の白く線上になっているところが筋膜です。
この筋膜の凝り固まったところを薬液で直接リリースする(はがす)ことが出来ます
エコ-を見ながら筋膜に針先を侵入させ、筋膜の重積している中にに局所麻酔剤や生食を入れて筋膜はがしをするわけです。
この患者さんも筋膜はがしを行いましたが痛みや凝りはすぐに軽減しています。
慢性のめまいや頭痛が一緒に取れて喜んでいる患者さんもおられます。
肩こりや腰痛で気になっている方はご相談ください
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書類作成という役務の提供に際し、文書料が発生します。
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しかし注射のほうが飲み薬より効果がよいとか、注射の代わりになる方法ないとかいう場合は注射をせざるを得ません。
膝関節にヒアルロン酸を注射するのに、飲むヒアルロン酸があるからよいと思う人があるでしょうが、それは間違いです。飲むヒアルロン酸は胃酸で分解を受けますので関節に直接届くことはありません。またヒアルロン酸は高分子でないと効果はありませんが、これを直接関節に届けるのは
抗生物質も飲み薬より点滴のほうが効果が強いといえます。またインフルエンザなどの予防も注射しか方法がありません。
すなわち人間は注射を打たずに済ますことは非常に困難です。それでは注射を痛くなくするのにはどのような方法があるかをここに挙げてみたいと思います。参考にしてください。
針は素早く入れ、素早く抜くと痛みが減るといわれています。
2、細い針を使う
注射をするのにもちろん小さい針が痛くないのは当然のことです。
当院ではできる限り小さい針を使うようにしています。
3、注射するところを圧迫する、注射するところをつねる
注射をする部位を針を刺す数秒前からかなり強く圧迫しておき、手を放した瞬間に消毒して注射する と、痛みをあまり感じなくて済むといわれます。
また注射する前に皮膚をつねっておくと痛覚が麻痺を起こします。この方法も痛みをあまり感じなくなります。
4、注射する場所を工夫する。
例えば膝関節の場合,膝の外方より刺入するほうが、内側より痛みが小さいようです。さらに膝の膝蓋骨の
下方より刺入すると、ますます痛みは感じにくいようです。
当院では注射場所を工夫したり、刺し方を変えてみたりしてなるべく痛くないようにしています。
5、注射を打つ前に麻酔薬入りの張り薬を貼る。その後30分ぐらいしたら痛みを感じにくくなります。
また挫滅創はいきなり消毒をすると痛いので、キシロカインゼリ-を塗布して処置を行うようにしています。
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