皮膚に隣接した皮下組織に老廃物がたまって徐々に大きくなってくるできもので、粉瘤とも呼ばれています。
皮下腫瘤ができる病気ですが、異常な細胞増殖の結果発生する腫瘍(新生物)ではなくて、中身はドロドロした悪臭を伴う膿のような物質で満たされています。体のどこにでも発生しますが、背中、顔などに多いといわれています。コブトリ爺さんのコブはこれが大きくなったものと考えられます。
皮膚の老廃物が、何らかの原因でできた皮膚の皮脂腺の中に蓄積されることで起こると考えられています。皮膚への反復した刺激や、皮膚の一部が外傷などで内側に入り込むことなどが契機となるといわれています。
ふくらみや皮下硬結が発生することで自覚されます。多くは数cm大ですが、まれに10cm以上の大きさをとるものがあります。腫瘤のまわりの皮膚の状態をよく観察すると、皮膚に最も接している部分には小さな穴が見つかることがあります。
これを外から押すとドロドロした豆腐が腐ったような物質が出てくることがあります。普通は痛みを伴うことはありません。、細菌が感染することがあり、その場合は赤くはれ上がって痛みます。
ごくまれですが、この病気から癌が発生することがあり、今まで長い間同じ大きさで経過していたものが急に大きくなったときなどに注意が必要です。
典型的なものは、患者さんを外来で診察しただけでこの病気を疑うことができます。あまりに大きく、ほかの腫瘍性疾患などとの鑑別が必要な場合や、手術を行う場合などはMRIなどの画像診断を行うことがあります。
比較的小さく痛みなどの症状がない場合は、多くは経過観察のみでよいでしょう。細菌がついて赤くはれてきた場合は、抗生物質の投与で感染した状態を鎮静できる可能性がありますが、進行したものは手術を行うほうがよいでしょう。
その他、手術が必要となるのは、ほかの腫瘍性疾患との鑑別のため顕微鏡で組織を調べる場合、不快なにおいが気になる場合、外見上目立つなど審美的に気になる場合などです。通常、局所麻酔での日帰り手術となりますが、サイズが大きな症例などは入院して治療する場合もあります。当院では入院することなく外来で摘出手術を行っています。大きさにもよりますが30分前後で摘出できます。
粉瘤と思われる瘤が現れた場合は、まず近所の整形外科や皮膚科に相談しましょう。あまり大きい場合はほかの病気も考えなければなりません。専門医に相談してください。
小林整形外科宇部市 ホ-ムペ-ジ
肩こりや腰痛は多くの現在人が持っている共通の悩みです。
最近の研究によると筋肉のこりや痛みは筋肉そのものにあるのではなく、その周囲を包む筋膜という袋にあるということが分かってきました。
筋膜は筋肉どうしを隔てる壁になっているだけでなく、全身の体型を維持するようなボデイス-ツのような役割をしています。
最近の研究で筋繊維自体に痛みを感じるのではなく、痛みを感じる場所は、筋膜にあるということが分かってきました。筋肉が損傷を受けるとその周囲の筋膜は固くなり肥厚してきます。その場所は筋膜が厚くなってこれを外から押すとひどく痛い圧痛点があり、ほかの場所にも放散痛を起こします。この場所をトリガ-ポイントといいます
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上の超音波エコ-でやや上部の白く線上になっているところが筋膜です。
この筋膜の凝り固まったところを薬液で直接リリースする(はがす)ことが出来ます
エコ-を見ながら筋膜に針先を侵入させ、筋膜の重積している中にに局所麻酔剤や生食を入れて筋膜はがしをするわけです。
この患者さんも筋膜はがしを行いましたが痛みや凝りはすぐに軽減しています。
慢性のめまいや頭痛が一緒に取れて喜んでいる患者さんもおられます。
肩こりや腰痛で気になっている方はご相談ください
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書類作成という役務の提供に際し、文書料が発生します。
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しかし注射のほうが飲み薬より効果がよいとか、注射の代わりになる方法ないとかいう場合は注射をせざるを得ません。
膝関節にヒアルロン酸を注射するのに、飲むヒアルロン酸があるからよいと思う人があるでしょうが、それは間違いです。飲むヒアルロン酸は胃酸で分解を受けますので関節に直接届くことはありません。またヒアルロン酸は高分子でないと効果はありませんが、これを直接関節に届けるのは
抗生物質も飲み薬より点滴のほうが効果が強いといえます。またインフルエンザなどの予防も注射しか方法がありません。
すなわち人間は注射を打たずに済ますことは非常に困難です。それでは注射を痛くなくするのにはどのような方法があるかをここに挙げてみたいと思います。参考にしてください。
針は素早く入れ、素早く抜くと痛みが減るといわれています。
2、細い針を使う
注射をするのにもちろん小さい針が痛くないのは当然のことです。
当院ではできる限り小さい針を使うようにしています。
3、注射するところを圧迫する、注射するところをつねる
注射をする部位を針を刺す数秒前からかなり強く圧迫しておき、手を放した瞬間に消毒して注射する と、痛みをあまり感じなくて済むといわれます。
また注射する前に皮膚をつねっておくと痛覚が麻痺を起こします。この方法も痛みをあまり感じなくなります。
4、注射する場所を工夫する。
例えば膝関節の場合,膝の外方より刺入するほうが、内側より痛みが小さいようです。さらに膝の膝蓋骨の
下方より刺入すると、ますます痛みは感じにくいようです。
当院では注射場所を工夫したり、刺し方を変えてみたりしてなるべく痛くないようにしています。
5、注射を打つ前に麻酔薬入りの張り薬を貼る。その後30分ぐらいしたら痛みを感じにくくなります。
また挫滅創はいきなり消毒をすると痛いので、キシロカインゼリ-を塗布して処置を行うようにしています。
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